名も無き美術館
子供の頃から散髪屋が苦手だった。鏡で自分の顔を見続けなくてはいけないのと、一番は雑談が苦手で、小一時間をどうやってやり過ごせばいいのかとてもプレッシャーがあった。なのでたいていは目をつぶって寝たふりをした。今は10分程度でササっと終わる1000円カットが出来たおかげで随分と助かっている。