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才能の絵と個性の絵

二十数年前に絵を始めた時は、想像で描いてたんですよね。でも想像力や世界観(=才能)が貧困で、すぐに行き詰りました。それで仕方なく、見たものを描き始めました。見たもので味(個性)が出ればと思って。才能の絵から個性の絵に変えたわけですが、ずっと才能に対するコンプレックスは有ります。

ルソーなんて、写真を資料に使ったりもするんでしょうが、写真のままでなく、独自な創造的な絵になってます。雲だってルソーの特徴的な形のピンク色だったりします。シーレの描く人は節くれだって、一見してシーレの人物になってます。独自のイメージや世界観やアイデアで描ける人は凄いと思います。

例えば動物を見て描く場合、見えたままにしか描けない人(私)と、その人独自のデフォルメで描ける人が居ます。フォロワーさんにも、写真から描いてはいるんでしょうが、この上なく可愛い動物の絵に成る方が居ます。見えたままで無くや想像で描けるのは、努力ではどうしようもなく、凄いと思います。

何というか、上手いとか下手とかいう問題じゃなくて、想像力が有るかどうか、イメージが有るかどうか世界観が有るかどうかが問題で、私のように想像力無くて見て描かないと描けない人と、想像で描ける人の間には、深ぁ~い深ぁ~い超えられない溝が有る。同じ絵の形はしても別なものぐらいの溝が有る。

これらはあくまで私の悩みや考えで、悩みや考えは、人それぞれで、絵と同じで理想は皆違っていて、正解は無いので、共感された方だけ共感して頂ければそれで良いのです。



| 22:47 | 未分類
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