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見て描く人と想像で描く人

私は想像ではほとんど描けません。ところが何も見ずに頭の中のイメージで描ける人もいます。頭の外の対象を描くか、頭の中のイメージを描くかの違いです。アートは想像力だけでは無いですが、想像力の有る人に劣等感が有ります。そんな絵を見ると、時々、落ち込んで描けなくなります。

しかし、想像で描けなかった画家もたくさん居ました。ゴッホなどもそうですが、素晴らしい作品を残しました。だから想像で描かないとダメなわけじゃない。それは分かっています。私の無いものねだりです。

想像で描くことが苦手なのが、二十数年前に絵を描き始めた頃から、ずっと持っているコンプレックスです。でも、全く取り柄が無いわけではなく、肖像画などは、割とモデルとなる人の魂を抜いて?描ける気がします。だから続けられてます。全く無いとやめてたと思います。

見ずに描ける代表としては、アウトサイダーアートが有ります。アウトサイダートは鮮烈で刺さります。何でかな?と考えるに、あれは新しい脳である大脳(理性・判断を司る)ではなく、感情や記憶を司る古い脳を使って描かれ、また見る側の古い脳に、ダイレクトに響くからではないか?と思います。古い脳は人類共通の記憶で有るので、草間彌生さんの絵は普遍的です。

・・と、アウトサイダーアートについて色々書いたけど、実際は本人じゃないから分かりません。アウトサイダーアートの人(あくまで私が思う)に、どうやって描いてるのか、そんなに詳しく聞いたこと無いので、全ては私の推測に過ぎません。

想像画は苦手だけど、描き方は4通りまたはその組み合わせが有ると思う。1.幻視など頭に浮かぶイメージを描いてる。2.最初にはっきりしたイメージが有るわけではなく、描いてる内に次の色や線、イメージが浮かぶ。3.資料によるコラージュ 4.偶然性



| 05:32 | 未分類
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